鶯歌で購入した天目茶碗のような茶杯。油滴、玉虫色の釉が美しい。

今回の旅の目的5か条のひとつ「大好きな台湾茶を各種仕入れる。合わせる茶器も新調する」を達成すべく、台湾二日目は朝から台湾鉄道(電車)で1本の鶯歌でうつわ探し。

鶯歌は焼き物の町として有名ですが、台北駅から電車で1本、三十分ほど悠遊カード(EASY CARD)で予約も特別な切符も不要で行けてしまうので、移動のハードルも高くありません。

赤子が多少ぐずっても30分くらいならどうにかなりますしね。

そういえば台湾の地下鉄(MRT)は飲食禁止(罰金あり)で有名ですが、赤ちゃんが水やお茶で水分補給するのは許されているそうです。
鉄道はもともと飲食OK、鉄道駅や列車内では駅弁も販売されています。

台北⇔鶯歌の電車を待つ赤子。ベビーカーのまま乗り入れOK。

台北⇔鶯歌の電車も20分間隔くらいで出ているので、スケジュールはそんなに綿密に立てなくても大丈夫そうです。
通勤時間などを外せばそこまで混んでおらず、ベビーカーのまま乗り入れても余裕がありました。

夏場の屋外散策となりますので、ベビーカーに乗る赤子の暑さ対策には一層気を使います(ベビーカー=路面に近いところに赤ちゃんがいるため、照り返しなどの影響で大人より熱がこもりやすい)。
こまめな水分補給をし、折を見ては空調のきいた室内に入り、ときどき霧吹きで子にお水をかけては充電式のミニファン(ベビーカーに取り付けています)の風を当てたり、少し塩気のあるベビーおせんべいを食べさせたり。
(また、この旅行中は真夏日が続いたため、正午から夕方くらいまでは屋外観光をなるべく控えていました)

しかし本当にありがたいことに、息子が機嫌よく母の焼き物屋さん巡りに付き合ってくれたおかげで本当に素敵な器、茶碗に巡り合うことができました!

↑ 天目茶碗のような茶杯3つ。

「鶯歌陶瓷老街」でなんとなく立ち寄った焼き物屋さんで発見しました。
油滴のような模様も色合いも本当に綺麗で色鮮やかで、淡い色の冷たいウーロン茶を飲むのによさそうです。

角度によって色が変わるので、矯めつ眇めつして楽しんでいます。

↑ 銀釉薬、鉄釉薬の茶碗

こちらは「Eilong 宜龍」さんで購入。台湾ブランドの、洗練された食器専門店です。
どちらの茶碗も使い込むと色合いが深くなり、さらに味わいが出るそう。特に銀釉薬の器の渋み、輝きがお気に入りです。マグカップや形状の違うお椀などもあったので、機会があれば買い足したいと思っています。

新しめの店内で、デザイン性に優れた陶器やガラス器がきれいにディスプレイされていました。
お店にいらっしゃった方も、私の細かい質問(食洗器OKかとか、電子レンジOKかとか)にも丁寧に答えてくださいました。

満足するお買い物ができて鶯歌散策が一段落したところで、こちらのお店の二階にあるおしゃれなカフェ「TEADAY」で一休みさせていただきました。

Eilong 宜龍の2階のカフェ。フルーツティーが美味しい

気温も高かったので、柑橘系の果物がごろごろ入ったフルーツティーを注文。
甘くて冷たくてお花の香りがして、街歩きで火照った体に染み渡るようでした!
ポットでの注文でしたが、一瞬で飲み干してしまいました。
また、こちらのカフェ・レストランで使用される食器は階下のEILONGさんのブランドのものとのことで、気に入ったものがあれば購入できるというのも楽しいポイント

次回、お茶屋さんについて&漢方の処方を受けた体験談に続きます。

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