雙連朝市の様子。赤い提灯と装飾が台湾らしい。
今回は地方空港→羽田空港→松山空港へ飛ぶという旅程でした。

何せ母子二人旅。比較的リーズナブルな路線である羽田ー桃園空港便だと、空港から市内へ移動するのに小一時間かかり、赤子とベビーカーとスーツケースと手回り品と……と抱えていくのはかなりの苦行。
加えて、今回は宿泊するホテルの場所や行きたいお店などの利便性なども考慮し、この行程となりました。
個人的にはANAマイルを貯めたいところなのですが、発着の時間帯なども鑑み航空会社はチャイナエアラインを利用。

ホテルにつきましては、松山空港から1キロほどと好立地、いつか行きたいと思っていた「マンダリンオリエンタル台北」に泊まります。

旅の目的に「ちょっといいホテルでリラックス」と書きましたが、私としてはかなり奮発しました。ちょっとというか「もうめちゃくちゃいいホテル!!」ですね。

赤ちゃん連れなのでさすがにクラブルームは遠慮しましたが、通常のお部屋でも十分すぎるほど広いうえに立派なバスタブ。
プールも美味しい朝ごはんもばっちり。もう別の記事でまるまるホテルのことを書いてしまいます。好き。

もちろん赤ちゃんにも優しくて、私から何かを申し上げることは何もありません!

年齢制限がある場所(アフタヌーンティーのラウンジやバーなど)や子供同伴だと受けることが難しいサービス(スパ、エステやコース料理)もありますが、それは次回の台北旅に持ち越し、あるいは小ワザ(後述『マンダリンオリエンタル台北 子連れ宿泊【シッターサービスも利用してみました】』参照)を利用するなどして楽しむことにします。

さて、赤子連れということなので、事前の懸念事項を入念に洗い出し、母子双方にとって快適な旅になるよう対策も忘れません。

この月齢のころの次男は、やっとよちよち立ったり歩いたりできるようになった喜びからか、とにかくもう動きたい!触りたい!とじっとしていられません。フライト中、膝の上でどれくらいぐずるかが旅立つ前は未知数。
ミルクさえ飲めば寝る時期はとうに卒業している上、朝寝も夕寝もしない短時間睡眠タイプの次男。

きっと膝の上は光の速さで飽きてしまうし、おやつも飲み物も与えられる量に限りがあるので、時間を持て余して途方に暮れるに500万ペリカ。
もう少し大きくなればタブレットのアプリや動画なので気を紛らわせられるのですが、ほんとに微妙なお年頃……。
一応タブレットにアマプラでしなぷしゅDLして入れて行こう。あとミニ布絵本くらい持っていくか。

また離乳食もそこそこ進んでいるので、ある程度市販の食べもの(やわらかいパンや果物など)も食べられるとはいえ、やはり食べなれた日本の市販の離乳食も持っていきたい。
あとまだミルクも必要。

という風に次々とスーツケースに詰め込んでいきます。
が、しかし液体ミルクも粉ミルク缶もパウチの離乳食も哺乳瓶もめちゃ重い!笑
というか赤ちゃん用品全般(おむつ、洗剤やスポンジなどの洗浄用具、タオルや着替えやおもちゃなど)かさばるし重いし大量にあるので、赤子を抱っこし手回り品を持ちスーツーケースを押すとなると、まじで地面にめり込 みます

液体ミルク(缶タイプ)とアタッチメント。旅行に大変便利。

上記の通り、旅立つ前はあれこれ悩みパッキングにも時間をとられます。

でもいくら悩んでいても、赤子が急に成長するわけでも必要な物品が減るわけでもない
案ずるより産むがやすしという言葉もありますから、今回はもう旅の練習、台湾さんに胸を借りるくらいの気持ちで飛び込もうと、いわゆる「そして私は考えるのをやめた」状態で当日を迎えます。

そう、赤子連れ旅というのは「思い切りが大事!」。
健康や旅程に致命的なダメージがあるミス以外は次回以降の旅に生かせるし、なにより無ければ無いで楽しめる旅にすればよし。
つまるところ、「子と楽しいお出かけする」ことが最大の目的なのです。

ちなみに「これだけは持って行ってよかった」「これのおかげで事なきを得たぜ」というアイテムや実際に持って行ったものは「赤子連れ旅 必須アイテム 夏場編12選」に書いております。

次回『0歳児とふたりで台湾へ ~4泊5日 台北・鶯歌編~ ③』に続きます。

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