余らせたお茶のアレンジ方法3選記事のバナー

皆様のお家にもきっとあると思います

  • あんまり好みじゃなかったわというお茶
  • 貰いものだけどいまいち美味しいと思えないお茶
  • 大容量パックを開封したはいいけれど全然減らないお茶  
    などなど。

たくさん残っている&捨てるにはもったいないけど、普通に淹れて飲む気にはあんまりなれない…そのようなお茶の消費方法3選をまとめました。

この記事は、余っているお茶をなるべく早く消費してしまいたいけど、なおかつなるべく簡単に(よく聞く「茶殻で掃除」とか「ハンカチの紅茶染め」とか、私は前段階や準備の行程がちょっと面倒に感じるずぼら人間です)使い切りたいのよね、という方へ向けています。

方法①【紅茶編】  お肉を煮るのに使う!

紅茶豚というレシピがあります。

タンニンが肉を柔らかく、紅茶の風味がお肉の臭みを消してくれるというすばらしいお料理です。

そして茶葉を沢山使います(ティーバックで5、6袋)ので、消費促進にもってこい。

いつも参考にさせていただいているのはこの日東紅茶さんのレシピです(詳しい内容はリンク参照)。
https://www.nittoh-tea.com/enjoy/recipe/tearecipe79.html

私のおすすめのお肉の種類は肩ロースです。もも肉だとどうしてもパサつきがち。
あと紅茶豚となっていますが、鶏肉でもお手軽に作れて美味しいです。

*SHARPのホットクック等を使用して低温調理で仕上げるとよりジューシーで柔らかいです。

ちなみにタコ糸で縛るのは面倒なので、私はその工程はすっ飛ばしています(安定のずぼら)。

【注意】使用する茶葉は基本的にノンフレーバーがいいでしょう。
あるいはフレーバーでもアールグレイなら(好みによりますが)柑橘の香りでけっこう風味良く仕上がり私は美味しいと思います。
別のレシピではアップルティーの茶葉を使うというものもありました。

が! 甘いバニラやキャラメル、メロンやサクランボなどのスイーツ系のフレーバーは合う気がしません(怖くて試したことがない)

方法②【緑茶編」 フライパンで「オリジナルほうじ茶」を作る!

しばらく前に開けた煎茶が棚の奥から出てきてしまった……みたいな時。

「きっと風味も格段に落ちてるだろうし、もう新茶じゃないし、食指が動かないわ~」

と持て余した緑茶は手作りほうじ茶にリメイク

やり方はとっても簡単。

  1. 温めたフライパンに緑茶を入れ、なるべく均等に加熱します。
    *茶葉はあまりたくさん入れすぎず&フライパンを揺すりながら、なるべく火の入りにムラが出ないように加熱します。
  2. 香りが立ってきたな、色が変わってきたなと感じたら火からおろし、茶葉をクッキングシートや平たいお皿の上で冷まします。
    *余熱で火入れが進んでしまうので、頃合いを見て手早く火からおろしましょう。

何と言っても、炒っている間はめちゃめちゃいい匂いです。

日本のお茶屋さんの前を通りかかった時に感じるあの香り。
香ばしくて甘くて、リラックス効果のあるあの香り。

【注意】乾煎りしたフライパンも茶葉もめちゃ熱いので気を付けてくださいね。

また、せっかく作ったほうじ茶が湿気らないように、冷ましたら空いている茶缶などに淹れて密封保存してください。

方法③【全茶葉 対応編】  ティーアレンジで味変!

味が好みじゃないならいっそ変えてしまいましょう!

私のおすすめ味変は

・生の果物を使用したフルーツティー
・コンデンスミルクを使用した濃い目のミルクティー

にしてしまうこと。

まあ濃い目の風味と甘みをつけると大体何でも美味しくなるという、身もふたもない荒業ですね。

【フルーツティー】

細かくカットした果物(いちごでもリンゴでもブドウでもキウイでもブルーベリーでも何でもOK)を、1種類~数種類ポットに入れ熱湯を注ぎ、長めに蒸らします

*果物を細かくカットするのは、その方が風味や果物の甘みが良く出るからです。
 お好みでお砂糖を入れるのもまた良しです。
ガラスのポットにすると、果物の色や綺麗なカットフルーツがよく見えて気分が上がります。
お湯はそっと注ぐと果物の繊維などの濁りが抑えられます。

アイスティーの場合も同じく、容器にカットした果物と茶葉に、お湯ではなくお水を淹れて冷蔵庫で数時間抽出させてください。

*アイスティーに甘みを付けたいときは、少しの熱湯ではちみつやお砂糖をとかして混ぜてから冷蔵庫に入れると溶け残りが出ません。

【コンデンスミルクティー】

コンデンスミルクティーは、私は昔「イギリスの軍隊式ミルクティー」だと認識していたのですが、最近は東南アジアなどでもポピュラーなスタイルのミルクティーとして浸透しているんですね。

作り方は鬼のように簡単、濃い目に淹れた茶液に、お好みの量のコンデンスミルクを入れるだけ。
気分が乗ったら二層にしてみたりするのも楽しいです(↓こんな感じ)。

コンデンスミルクを使ったアレンジティー。紅茶と2層。

これは烏龍茶でも紅茶でもほうじ茶でも緑茶でも大体何でも合う。

ロイヤルミルクティーを作るよりも手軽で、コンデンスミルクのコクと濃厚な甘みが大体どんなお茶でもいい感じにしてくれます

何か渋いとかえぐみを感じるとか、変わった風味がする……みたいなお茶もまあまあ美味しくいただけます。

緑茶でミルクティーを作る時はかなり濃い目に淹れるか、少し粉末抹茶を足すと満足感のある仕上がりになります。

難点は、飲みすぎると糖質と脂質の摂りすぎに繋がること!
コンデンスミルクは甘くて口当たりもいいのでつい多めに入れがち。

お気を付けください……

まとめ

以上3選を絞ってみましたが、やっぱり「食べ物や飲み物はなるべく捨てたくない、粗末にしたくない」と考える人が日本には多いと思います(多数の外国の方と仕事をしましたが、わりかし食べ物を捨てることに抵抗がない人が多かった印象です)。

せっかく購入したりいただいた茶葉を、最後まで余さずいただければ気分がいいですよね。

少しでも参考になりましたら嬉しいです。