ルピシア ダージリン・セカンドフラッシュ2024 三種 飲み比べバナー

ダージリンのセカンドフラッシュが出回ると「夏ももう終わりか……」と思うふていぬです。

夏が終わるには若干早いのでは? と思われるかもしれませんが、わたくしが住む地域は8月の頭ごろにはもうトンボが空を舞い始め、朝晩は冷え込みも感じるようになるのです。

先日、予約していたセカンドフラッシュが届きました。

かれこれ10日ほど前には届いていたのに、お盆の慌ただしさで飲むタイミングを逃がしておりましたのが、やっとこさお味見ができた次第です。

っていうかお盆休み、そんなに要らない派のふていぬです。
休みは分散で適宜取らせてほしいし、取ってほしい。
そもそもお盆「休み」なのに全然休めない罠。

だって観光地以外お店も学校も病院も何もかも一斉に休みになるからいちいち行き先が営業中かチェックしないといけないし、ダイナミックプライスでサービスの利用料や宿泊料が爆騰
普段ふつうに利用していた観光付近のお店は大混雑。

あとごくごく個人的な困りごとなのですが、次男が通う保育園もお盆休みで9日間も閉園……。 
→ わたくし普通に仕事がある日もありましたが、職場には平謝りで有休を数日消費しひたすら子(暇とエネルギーを持て余している)のお世話でした。

もちろん保育士さんにもお休みは必要だと思いますし、「まとまったお休み」そのものは私も欲しいです。
が、お盆とはかくあるべしという慣習が災いして真の意味で休めない人を増やしていると思うのです。

すみません話がそれました。

本題に入ります。

今回はルピシアさんからお取り寄せしました旬のダージリン、セカンドフラッシュのレビューをさせてください。

選んだのは以下の三種類。

シングルエステートの

「シンブ―リ 2024-DJ90」
「マーガレッツホープ 2024- DJ219」

そしてルピシアのオリジナルブレンドの
「ダージリンセカンドフラッシュ・プレミアム」です。

私はセカンドに関しては果実香を求めているのでこのチョイスとなっています。

さて、まずはルピシアさんの数あるセカンドフラッシュの中でも「バイヤーさんお勧め」と銘打ってある ①「シンブ―リ」(30g 2,300円)から。

ルピシア セカンドフラッシュ2024 シンブーリ(singbulli)

2分、2分半、3分と蒸らし時間を変えていただきます。
ウッディな甘い香りが立ち上り、口に含むと一瞬ビターな柑橘のような風味が鼻から抜けます。コクと飲みごたえもいい感じ。
2分だとやや軽いので、若干重みが欲しい or セカンドには丁度良い渋みも楽しみたい方へのおすすめは2分半~3分蒸らしです。

お次は ②「マーガレッツホープ」(30g 2,200円)。

ルピシア ダージリン・セカンドフラッシュ2024 マーがレッツホープ(margaret's hope)

こちらも蒸らしを2分、2分半、3分でそれぞれお味見。
シンブ―リよりやや優しい飲み口です。

3分蒸らしくらいがはっきりとした味や香りが感じられるかもしれません。
若干のお花がトップに香ったかしら? と思うときゅっと収斂味と若い梅のような果物あるいは果実の皮のようなフルーツ香と甘味、苦味が抜けます。
後味は枯れ感があり、どの部分に意識を集中して飲むかで感想が変わるかも、といった印象です。

最後はルピシアのオリジナルブレンド ③「ダージリンセカンドフラッシュ・プレミアム」(30g 1,400円)です。

ルピシア ダージリン・セカンドフラッシュ プレミアム 2024

飲み口の強さはこの3つの中で1番かな、と感じました。
2分の蒸らしでわりとしっかりバランスよく抽出され、香りも多層的です。
お湯を注いでから蒸らしている間に漂う香りもふんわり甘いですね。
どしっとした味わいや渋みをお求めの方はもう少し蒸らし時間を置いてもいいかもしれません。
若干ボタニカルさ、やや強めの渋みもありながらも甘い口当たり。ウィスキーの樽のようなふくよかさも。
いわゆる「ダージリン紅茶」と言われると多くの人がこんな感じのお茶だと思うような、ザ・ダージリンといった感じです。

まとめ:

バイヤーさんが厳選しているだけあって、どれも均整がとれていますし、はずれだと感じたものは今回の三種類の中にはありませんでした。
また、今回はルピシアさんのダージリン3種のご紹介でしたが、まだまだ旬を楽しみたいので引き続き「これは」というお店のダージリンがあればレビューをさせていただきたいと思います。
ぜひご購入の際の参考にしていただければ幸いです。
ではではまた!